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INTERVIEW
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僕の私の「GRAPEVINE、この一曲」/佐々木亮介、松本素生

text by その他

5月26日にニューアルバム『新しい果実』をリリースするGRAPEVINE。彼らが表紙を飾る『音楽と人』6月号では、メンバーそれぞれへの個人インタビュー、田中和将が語るアルバム楽曲キーワードインタビュー、さらにGRAPEVINE愛の深いさまざまなジャンルの方に話を聞いた〈僕の、私のGRAPEVINE、この1曲〉など、盛りだくさんの内容で特集しています。

WEBでは、アルバムリリースまでの間、2015年2月号に掲載した〈僕の私の「GRAPEVINE、この一曲」〉の一部を数日にわたって特別公開中。さまざまなミュージシャンからGRAPEVINEの好きな一曲を挙げてもらい、思い出や好きな理由を語るこちらの企画で、多くのミュージシャンに影響を与えてきたGRAPEVINEの魂を感じてください。第3弾は、佐々木亮介(a flood of circle)、松本素生(GOING UNDER GROUND)です。


(以下、音楽と人2015年2月号に掲載された記事です)



佐々木亮介(a flood of circle)


「風待ち」
(SINGLE、ALBUM『Circulator』収録/2001.08.01)


GRAPEVINEとの出会いは「羽根」だったと思います。俺の日本語ロックの走りは、スピッツ、エレカシ、ウルフルズだったんですけど、若手の注目株として聴き始めたのが最初ですね。
最初に対バンしたのは、バインとTRICERATOPSが新宿LOFTでやった時でした。インターバル・アクトという微妙な立ち位置でライヴやって、挨拶したんですけど田中さんにまったく憶えられてなくて(笑)。その後も何回か呑んだりしても、なかなか憶えてくれなかったんですけど、音楽の趣味が年の割に渋いってところにようやく気づいてくれたんです。俺にとってのGRAPEVINEは、日本で一番正しくアメリカン・ロックをやってるバンドなんで、そういう話してたら「いつか一緒にやろうや」って言われて、去年、ようやくPermanentsとの対バンで叶いました。その時のセッションでニール・ヤングと「風待ち」をやりましたね。
だから1曲選ぶなら「風待ち」ですね。カノン進行っていう定番の進行なのに、C、G、Amってくる2個目のGが何故かGmなんです。Dメロも不思議なコード進行だし。よく聴くと何考えてんだろうって曲なんですよ。理屈的にはあんなにひねくれてるくせに、歌詞は一番みんなが感情移入できてしまう。そういうところが好きですね。
「光について」とか『Lifetime』の頃って、UKロックなイメージだったのに、今完全にアメリカ人の骨太さになってる。これを、いかにみんなを躍らせるか競い合ってるフェスのど真ん中でやってるGRAPEVINEのカッコよさがたまんないです。


【a flood of circle INFORMATION】
"A FLOOD OF CIRCUS 2020-2021"
2021年6月27日(日)渋谷TSUTAYA O-EAST
ACT:a flood of circle、GLIM SPANKY、Nothing's Carved In Stone、w.o.d.
open 15:45 / start 16:30
http://www.afloodofcircle.com/



松本素生(GOING UNDER GROUND)


「真昼の子供たち」
(ALBUM『真昼のストレンジランド』収録/2011.01.19)


洋楽邦楽を分けて聴いてるつもりないけど、自分の中で『真昼のストレンジランド』は、ウィルコと並べてもなんらおかしくない作品ですよ。洋楽どっぷりじゃなく、ちゃんと日本語で尖ってる。あれがGRAPEVINEのすべてだと思ってます。それは田中さんにも伝えたけど「まあな、でも、地味やけどなぁ」って言ってました(笑)。
だから俺が1曲あげるなら「真昼の子供たち」ですね。まず歌詞が最高。〈油断すると大人になっちまう〉ってとこに、俺のトム・ソーヤ感をガンガン刺激されちゃった。歌詞に意味なんてないとか言ってるけど、絶対に嘘。ないはずがないよ。もともと田中さんの歌詞、最高にいいもん。
バインに出会ったのは97年頃。最初、辞めたうちのキーボードがいいって言って、いつの間にかメンバーと仲よくなってた。でも俺はその頃より、高野さんたちが参加するようになって、埃っぽさや土臭さがどんどん前に出てくるようになってから、最高にカッコいいと思うようになった。
ロードムービーを憧れだけで鳴らしてるんじゃなくて、歌詞がちゃんとしてるから、自分の風景とリンクしてる。そこがバインは唯一無二だと思うんだよな。まだ過小評価されてるよね。日本を背負って立つポテンシャルはもうずいぶん前からあるはずだし、こういうバンドが売れてくれたら、もっと俺たちも歩きやすくなるよ(笑)。
でも田中さんは酔った時がすごいね。フェスで俺ら出番5分前に、ベロベロの田中さんと某ミュージシャンが、俺らの楽屋の前でメンチ斬り合って大げんかになったことがあって(笑)。すげー気になって、ライヴに集中できなかった思い出があります(笑)。


【GOING UNDER GROUND INFORMATION】
「荒川わたれ〜2021 in 熊谷」※振替公演
2021年7月11日(日)
熊谷八木橋デパート8F カトレアホール
開場15:30/開演16:00
料金 ¥5,000(税込)※未就学児童入場不可(小学生以上チケット必要)全席指定
※ゲスト参加予定でした加藤ひさし(THE COLLECTORS)の出演は、スケジュールの都合により不参加となります。
お問い合わせ:八木橋 販売促進部 tel.048-523-1111

「"with YOU"15th anniversary LIVE!」
2006年6月に発売されたバンド初のベストアルバム『GOING UNDER GROUND with YOU』リリース15周年を記念したワンマンライヴ
2021年6月26日(土)
下北沢SHELTER
1回目:開場13:30/開演14:00 
2回目:開場16:00/開演16:30(※各回1時間程度のライヴを予定)
料金 ¥5,000(税込/1drink代別)※未就学児童入場不可(小学生以上チケット必要)
https://goingunderground.tokyo/



GRAPEVINEが表紙を飾る、音楽と人6月号が発売中!
はっとり(マカロニえんぴつ)、INORAN(LUNA SEA)、嶋佐和也(ニューヨーク)などが語る〈僕の、私のGRAPEVINE、この1曲〉を掲載。ぜひチェックを!

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セブンネットショッピングで購入


GRAPEVINE オフィシャルサイト https://www.grapevineonline.jp/

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