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〈神田ナイトカーニバル 〜樋口豊59th BIRTHDAY LIVE〜〉出演陣による鼎談をお届け!

text by 金光裕史
2025年12月4日


1月22日にKANDA SQUARE HALLで開催される〈神田ナイトカーニバル 〜樋口豊59th BIRTHDAY LIVE〜〉。これは〈僕たち、プロ野球大好きミュージシャンです!〉というトークライヴのレギュラー出演者を中心に企画されたライヴイベントだ。出演はフラワーカンパニーズ、POLYSICS、そして樋口豊スペシャルセッション[樋口豊(ベース/BUCK∞TICK)、イノウエアツシ(ヴォーカル/ニューロティカ)、ウエノコウジ(ベース/the HIATUS、Radio Caroline)、グレートマエカワ(ベース/フラワーカンパニーズ)、オカモト“MOBY”タクヤ(ドラム/SCOOBIE DO)]。タイトルにあるように、1月24日に誕生日を迎える樋口のバースデーライヴも兼ねたイベントとなっており、遠慮がちで、今まであまり前に出たがらなかったユータさんを盛大にお祝いします! というわけで出演陣を代表して、樋口豊(BUCK∞TICK)、グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)、ハヤシヒロユキ&フミ(POLYSICS)による、このイベントとプロ野球の楽しみ方をどうぞ。



このイベントは、ユータさんを中心に、プロ野球好きのミュージシャンが集まって、ただただ野球の話をするというトークライヴがきっかけでして。


マエカワ「今度で10回目になるんだよね?」


ハヤシ「そんなにやってるんだ!」


で、そろそろこのメンバーを中心に、音楽イベントをやったら面白いんじゃないか、という話が出て。あまり表に出たがらないユータさんを、誕生日だし!と押し切って、このイベントを企画してみました。


樋口「はじめは〈何かやりたいですよね〉みたいな話だったんだけど、せっかくなら誕生日に絡めてやりましょう、ってなり。でもなんか率先して自分の誕生日を祝うみたいな感じって……ねえ(苦笑)」


マエカワ「その気持ち、ちょっとわかる。なんか気恥ずかしいというか」


樋口「そうそう」


なので最初は、なかなか首を縦に振ってくれなくて。


マエカワ「ポリは毎年、メンバーごとにやってるよね(笑)」


フミ「そう。我々は、臆面もなくやってますね。祝え!って(笑)」


樋口「最初はずっと『嫌だよ~』って言ってたんだけど、BUCK∞TICKはこの2年、ファンのみんなに支えられてきたから、その人たちが喜んでくれたらいいな、と思ってやることにしたんですよ。そしたらだんだん、大規模なことになっちゃって」


フミ「でも、なぜ私たちなのか?と(笑)」


疑問が湧きますよね。


ハヤシ「野球の知識がほぼない(笑)」


それはユータさんがPOLYSICS大好きだからです(笑)。


ハヤシ「いやぁ、嬉しいですね~。ただ本当に野球のこと知らない3人なんですよ」


ですので今日はまず、野球の面白さについてレクチャーさせていただこうと思います。


マエカワ「ハヤシくん、小さい頃に野球とかやってなかった?」


ハヤシ「ないです(笑)。ただ僕が小さい頃って、夜は地上波で絶対野球中継やってたんですよ。だからぼんやり観てた記憶はあります」


フミ「延長戦で放送時間が延長されて、観たいテレビ番組が観れない!みたいな」


ハヤシ「そう! 予約録画してたとんねるずの番組が30分しか録れてないじゃん!とか(笑)」


マエカワ「あるあるだね(笑)」


フミ「私は学生時代、バイト先の人に無理やり連れてかれたことがあって」


樋口「どこの球場?」


フミ「横浜スタジアム。もう30年近く前ですけど(笑)」


ハヤシ「僕は実家が西武線沿いだったんで、西武ライオンズが絶対的な地域なんですよ。それで今日、何かネタになるかもと思ってこれ持ってきたんですけど……(持参した袋から、ライオンズマーク入りのフォトブックを取り出す)」


1992年のメモリアルブックですね。


マエカワ「1992年ってことは、西武がめっちゃくちゃ強い頃だね」


樋口「これすごいじゃん! 森監督時代で西武がめちゃくちゃ強かった時期のだよ!」


〈樋口&マエカワ しばしメモリアルブックをまわし読み〉


ハヤシ「こないだ家を掃除してたら出てきて。この企画がなかったら捨てようと思ってたんですけど(笑)。ライオンズ友の会に姉が入ってて。それで貰ったんじゃないかと思います。なので、西武球場には何回か行きましたね。あと7年ぐらい前、熱狂的なタイガースファンの友達に誘われて、神宮球場に行きました」


マエカワ「面白かった?」


ハヤシ「いやー、野球って球が小さいし、全然スタンドからじゃ見えないんじゃないかって思ってたんだけど、遠い席でもけっこう見えるんですね」


マエカワ&樋口「わははははははは!」


新鮮な感想!


ハヤシ「あとビール買うと、通路側の人が、順に自分たちの席のほうまでビールもお釣りも回してくれたり、ホームランが入ると全然知らない人と一緒になってハイタッチして盛り上がったりするんですね」


マエカワ「近くにいる知らない人と抱き合ったりするでしょ?」


ハヤシ「そうそう! あれはすごいなと思って」


樋口「そういう触れ合いもまた楽しいよね」


マエカワ「すごく優しい世界だからね、スタジアムは」


樋口「フミちゃんへのオススメポイントとしては、試合中ずっと酒が呑めるよ、ってこと(笑)」


フミ「はははは! たぶんそれだけで私、球場行きますね」


マエカワ「でもほんと、そんなにプロ野球を知らなくても、球場に行って試合を観るのは楽しいと思うんだよね」


ちなみに去年、生ビール半額デーだ!ということで、プロ野球大好きミュージシャンの面々で神宮球場行ったんですけど、支払いが6万円を超えましたからね。


ハヤシ&フミ「あはははは!」


樋口「あの時はけっこう呑んだね(笑)。またみんなで行きたいね」


フミ「面白そう!」


女性の野球ファンも増えましたよね。


マエカワ「そう、スタンドに女性グループけっこういるよね」


フミ「確か今、オリックスがキャンプを高知でやってるはずなんですけど、私の仲いい子がそこに行ってるんですよ」


マエカワ「え、秋季キャンプに行ってるんだ!?」


樋口「それはかなりの野球ファンだよ!」


フミ「オリックスの森っていう選手が推しだったかな」


マエカワ「今年のドラ2の? それとも森友哉? ってフミに聞いてもわからんか」


フミ「今度、友達と会った時に聞いておきます(笑)」


キャンプといえば、ユータさんも連載が始まった頃から、ずっと行きたいと言ってて。自伝を作る際、その撮影を沖縄にして、宜野座村の阪神春季キャンプを観に行きましたね。


樋口「むしろキャンプ目的だったよね。単行本の撮影はおまけ(笑)」


フミ「あの、キャンプ地に行くって、選手の練習風景を観に行くってことですか?」


樋口「そう、練習を観るの」


フミ「試合じゃなく、練習……?」


マエカワ「まあ、そうなるよね(笑)。でも野球ファンなら、やっぱ一度は現地に行ってキャンプの様子は見たいのよ。俺も、中日の春季キャンプにあわせて、フラカンのツアーの沖縄公演を2月に組んだことあるもん。それを2回やった。これだけはやらせて、ってメンバーに言って(笑)」


全員「ははははは!」


ユータさんは、自宅のテレビでもキャンプ中継観てますもんね。


マエカワ「それはすごい。俺、さすがにキャンプはテレビで観れてないもんな」


樋口「最近は、ちゃんと解説の人がついてるんだけど、キャンプ中継が始まった頃は、解説の人がいないから、コツーン! コツーン!っていうバッティング音しか聴こえない(笑)」


フミ「はははははは! ストイックすぎる」


ハヤシ「すごい野暮な質問しちゃいますけど、みなさん野球をやられてたんですか?」


樋口「中学3年生までやってた」


マエカワ「俺は小学校6年生まで」


どこ守ってたんでしたっけ?


樋口「2塁でしょ、どうみても(笑)」


マエカワ「え、ユータさんも? 俺もセカンドだった(笑)。MOBYはいまだにやってるからね。しかもその草野球チームで沖縄にキャンプまで行ってるから」


ハヤシ「なんか楽しそう(笑)」


さて、これで野球に興味が持てたかどうかわかりませんが、今回のイベント、ユータさんを中心に〈プロ野球大好きミュージシャン〉の面々とのセッション、どんな曲をやりましょうかね?


マエカワ「今のところヴォーカルは、ロティカのあっちゃんだけだよね」


そうですね。なので、やはりARBは外せないかなと。


ハヤシ「あっちゃん、それしか知らないからね(笑)」


あとユータさんの誕生日ライヴでもありますので、フラワーカンパニーズ、POLYSICSのステージにも出てほしいなと思っております。


樋口「みなさんがよければ、ぜひぜひ」


ハヤシ「おお~~」


マエカワ「最高ですね。ありがとうございます!」


ハヤシ「つなぎを用意しないと(笑)」


オーバーオールも用意してもらって。


ハヤシ「オーバーオール! 伝説になりますね(笑)」


マエカワさんに倣って、裸にオーバーオールを。


マエカワ「それはダメでしょ! ユータさんが裸にオーバーオールなんかしたら、俺がBUCK∞TICKのファンの人に怒られる(笑)」


じゃあ中にシャツを着てもらって。


マエカワ「それならいいかな(笑)。そしたら俺のオーバーオール・コレクションの中から、ユータさん用の持って行きますよ」


樋口「いやいや。グレートくんとはサイズが違うからさ。俺は子供向けじゃないと(笑)」


マエカワ「大丈夫です。ちゃんと合うのありますんで」


フミ「たぶんつなぎも、13年前に参加させてもらったアニバーサリーイベント(註:〈BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE〉)で一緒にステージに立った際、ユータさんに着てもらったグレーのやつがまだありますし、今着てる黄色のつなぎももう1着あるので」


やっぱり阪神カラーで、今回は黄色がいいかもしれない。


ハヤシ「僕ら、それで黄色にしてるんですよ」


マエカワ「何しれっと言ってんの(笑)」


ハヤシ「あははははは!」


あとはなんの曲をやるか、ですよね。


樋口「優しい曲でお願いします(笑)」


マエカワ「俺、もうユータさんと一緒にフラカンでやる曲はなんとなく決めてて。ユータさんにベースを弾いてもらって、俺と鈴木(鈴木圭介/フラワーカンパニーズ、ヴォーカル)がツインヴォーカルで唄おうかなって」


なんか新鮮!


マエカワ「そうね。まあ、俺らの中で一番有名な曲です(笑)」


ハヤシ「おお、それは熱い! うちらもユータさんと一緒にやったら面白そうな曲、ちょっと考えます!」


ユータさんはプロ野球大好きミュージシャンによるセッションバンドでフロントに立ってもらいます。


樋口「いいよ、フロントなんて。いつもの感じで(笑)」


マエカワ「いや誕生日ですから! セッション曲、決まってるんですか?」


ユータさんが好きだった日本のバンドの曲をやろうかと。


フミ「唄わないんですか?」


樋口「唄わないです(笑)。ヴォーカルなんてやったことないんだから」


フミ「私唄うんで、デュエットとかしません?」


樋口「え……」


この誘いは断れないですね(笑)。ウエノも「ユータさんが一緒に叫ぶんならあの曲やろうぜ」と言ってました。


樋口「いいの? あの曲、好きなんだよねえ……」


あとキャロルの曲はやりたいですね。


樋口「……なんか企んでるな(笑)。でも観るほうもやるほうも、みんなで楽しめる1日にしたいね。そのあとの打ち上げも(笑)」


フミ「そちらもお任せください!(笑)」



文=金光裕史
撮影=笹原清明_えるマネージメント




音楽と人&僕たちプロ野球大好きミュージシャンpresents
「神田ナイトカーニバル」
〜樋口豊59th BIRTHDAY LIVE〜


日程:2026年1月22日(木)
会場:KANDA SQUARE HALL ACCESS
開場 / 開演:18:00 / 19:00
出演:樋口豊スペシャルセッション(メンバー:樋口豊、イノウエアツシ、ウエノコウジ、グレートマエカワ、MOBY and more...)、フラワーカンパニーズ、POLYSICS

【チケット代金】
前方指定席:¥6,500(税込)
後方立見:¥6,000(税込)
※入場時ドリンク代必要。後方立見は整理番号順の入場となります。
※3歳以上チケット必要。

【チケット発売日】

2025年12月20日(土)10:00~

チケットぴあ https://w.pia.jp/t/kandanightcarnival/
ローチケ https://l-tike.com/
e+ https://eplus.jp/ongakutohito2026/


注意事項:
※後方立見席は、チケットの整理番号順での入場となります。
※営利目的のチケットの転売は固くお断り致します。転売チケットは入場をお断りする場合もありますのでご注意ください。
※撮影・録音・録画などは禁止とさせていただきます


主催・企画 (株)音楽と人 
制作 com agent
問い合わせ SOGO TOKYO 03-3405-9999

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