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【音楽と人編集部コーナー】編集部通信

text by 平林道子

『音楽と人』の編集部員がリレー形式で、自由に言葉を発信していくコーナー。エッセイ、コラム、オモシロ企画など、編集部スタッフが日々感じたもの、見たものなどを、それぞれの視点で読者の皆さまへお届けしていきます。今回は、韓国ドラマにドハマり中のアラフォー編集者が、noodles・yokoさんと語ります。



このリレーコラムでは、編集部員が興味あることを発信していくという主旨なので、今私が一番興味ある〈韓国ドラマ〉についてyokoさんととことん語りあうコラムをやりたいなと思い、ご登場いただきました!


「よろしくお願いします。どんな感じでやってく?」


まあ、なんとなくテーマを決めて、それを元にyokoさんと会うたびに繰り広げているいつもの会話を開陳していけたらと(笑)。まず第1回は、ベタですが、韓国ドラマにはまったきっかけ&その作品について、かなと。


「ヒラバヤシちゃんが最初にハマったのは何?」


自分の中で韓国ドラマ・ブームが2回あって、第一次ブームのきっかけは、ご多聞に漏れず冬ソナ(註:『冬のソナタ』。ヨン様ことぺ・ヨンジュン、ジウ姫ことチェ・ジウ主演の、日本に韓流ブームを巻き起こしたドラマ)でした。


「え、そうなの!? 冬ソナは2003年ぐらいだ。当時は、おばさまたちが熱狂してるなぁって感じで、ヨン様も全然好きじゃなかったし、その頃はまだ韓国にも興味がなかったんだよね」


yokoさん、今ではかなり韓国に行ってますけど、最初はライヴで行ったんでしたっけ?


「そうそう。確か2009年だったかな。でもその時はそこまで惹かれなくて。その翌年に友達と旅行に行った時に、韓国の面白さに目覚めた(笑)」


なるほど(笑)。どのあたりが面白いと思ったんですか?


「まず韓国の文具の可愛さと、あと街ゆく男の子たち、女の子たちがみんな素敵だったの。そこから一気に興味を持ち始めて、1年に3、4回韓国に行くようになったのね。で、そんなに行ってるもんだから、周りから『韓流スターにハマってるんですか?』ってすごい言われたりしたけど、最初の頃は韓流スターも韓国ドラマも全然知らなくて、もっぱら文具とかコスメとかグルメにハマってった感じかな」


そこからドラマも観るようになったのは、どういう流れで?


「2011年ぐらいにまずBIGBANGを知るのね。そこでまず音楽に興味を持つようになって、そこから映画とかドラマに興味が向いて」


2011年、2012年あたりから韓国ドラマを観始めるようになったんですね。


「だからヒラバヤシちゃんに比べたら遅いね」


いやいやいや。でもyokoさん、すごい作品数観てますよね。


「興味湧いてからは、もう一気にね」


私も一旦ブームが去って、そのぐらいの時期に『屋根部屋のプリンス』っていう作品に出会って、現在に続く第二次ブームスタートした感じで。yokoさんが最初にハマったドラマは?


「『シークレット・ガーデン』かな。これはいまだに一番好きな、みんなにもおすすめしたいドラマだし、これで完全に韓国ドラマにハマったな」


韓国でも35%超えの視聴率を記録した作品ですよね。御曹司と苦労系女子、男女が入れ替わってしまうという設定とか、ラブコメ&ファンタジーの王道要素が入ってる。


「そうそう! これは日本のドラマでも同じなんだけど、俺様キャラの主人公にハマりがちなんだよね、私。現実世界では絶対そういう男子は嫌なんだけど、ドラマでは俺様キャラの主人公のほうがハマり度高いかも」


それ超わかる! 俺様なんだけど、好きになった女の子の前ではめちゃ不器用でまっすぐな感じがいいんですよね。


「だよね! まあ、王道っちゃ王道なんだけど」


漫画で言えば『花より男子』の――。


「道明寺!」


そうそう。『シークレット・ガーデン』のヒョンビン(主人公キム・ジュウォン役の俳優)も、御曹司で俺様系でしたもんね。


「うん。『シークレット・ガーデン』は、泣けるし笑えるしトキメキもあるし、脚本がほんと素晴らしいなって思った」


一番好きなシーン、印象的なセリフとかってあります?


「えー、どれにしよう。もう3回ぐらい観てるからなぁ……そうだな。男女が入れ替わるっていうファンタジーな設定が、最初はラヴコメ要素でしかなかったんだけど、最後の最後に入れ替わることに、こんなに大きな意味があったんだ! すべてはこのための伏線だったんだ!っていうシーンがあって」


どのシーンですか?


「ドラマ後半で、キル・ライム(ハ・ジウォン演じるヒロイン)が事故で脳死状態になってしまって。ジュウォンが、もう1回自分が入れ替わってヒロインを救おうとするシーン。それを見た時に、〈ああ、このための男女入れ替わり設定だったのか!〉ってすごく納得したの」


確か、怪しげな食堂で呑んだお酒が原因で、2人が入れ替わるようになってしまうんですよね。


「で、雨に打たれると、なぜか入れ替わりが起こるってことがだんだん本人たちもわかってきて。それで自分が死んでもいいからライムを助けたい!っていう思いで、雨が降っているところを調べて、ライムを病院から連れ出して、車でそこに向かうの。そのシーンが一番好きかな」


自分を犠牲にしてまでも相手に生きてほしいという。


「そうそう。〈なるほど、このための男女入れ替え設定だったんだ!〉って思ったし、すごく泣けた」


韓国ドラマの脚本って伏線がいくつも張られていて、その回収が見事なものが多い気がします。


「うまいよね! 何かしらのアクションがあって、すぐ結果が見えるんじゃなくて、すごい引っ張って引っ張って、最後に全部が繋がって〈うわぁぁ!〉っていうのが多いよね。恋愛ものに関してはとくに、ゆっくりな展開なのがものすごくいいなって思ってて。『シークレット・ガーデン』も、なかなか主人公とヒロインがくっつかないじゃない」


行き違いとかあって、徐々に2人の心が近づいていく感じですもんね。


「そう、欲張ってないの。すぐに結果求めない!」


結果を求めない!(笑)。


「だって結果なんて最初からわかってるわけじゃない。ラヴコメだったら、間違いなく主人公とヒロインがくっつくわけで。だけど、まったく興味のなかった相手に惹かれていく過程を、すごく綺麗に丁寧に描いているから、入り込んでしまうんだよね」


しかも、大抵前半はコメディタッチのストーリー展開なんだけど、後半になると人間ドラマが見えてきたりして、切なさも出てきたり。観てる側の感情を掴むような脚本が多いかも。


「うん、本当にうまいなって思う。韓国ドラマって必ずサイドストーリーとして人間ドラマも入れ込んでくるし、単なるラブコメだけで終わらない、そういう奥深さがあるのがいいなって思うところでもあるのかな。やっぱり、韓国ドラマって日本のドラマと比べて1作品の話数であったり放送時間が長いから、そのぶんサイド・ストーリーをしっかり描くことができるんだとは思うんだけど」


韓国ではミニ・シリーズと分類されるものでも最低16話までありますし、間にCMが挟まれないぶん1話の放送時間も1時間みっちりありますからね。今回はyokoさんが最初にハマったドラマのことを中心に話をしましたが、他に好きなドラマってどんなものだったりしますか?


「そうだなあ、けっこうタイムスリップものが好きだったりするかも」


私の好きなドラマのひとつ、『屋根部屋のプリンス』もタイムスリップものですね。


「そうなんだ! まだそれ観たことないなあ」


では、次回は タイムスリップ系韓国ドラマについて語りましょう!


「OK! タイムスリップも韓国ドラマに多い設定だよね。次もよろしくね」

こちらは平林が第一次ブーム時にどハマった『パリの恋人』
のDVD

noodles presents OFF THE WALL Vol.17
10月27日(日)三軒茶屋HEAVEN’S DOOR
with:TOMOVSKY
open 18:00 / start 18:30
ticket adv¥3,000 (tax in)+ 1drink order


noodles 公式HP http://noodles.velvet.jp/

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