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INTERVIEW
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PHY vol.14発売中! BUCK-TICKの幕張メッセライヴを前に今井寿のインタビューを一部公開!

text by 金光裕史

5月22日にリリースされるダブルリードトラックシングル「獣たちの夜/RONDO」、そして5月25、26日に幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールで行なわれるライヴ〈ロクス・ソルスの獣たち〉は、31年目を迎えたBUCK-TICKが新たな始まりを告げる、重要なシングルであり、そして大きな意味を持つライヴである。昨年の、デビュー30周年となるアニバーサリーを終えてもまだ、その活動が落ち着く気配はない。BUCK-TICKというロックバンドはなぜ、メンバーチェンジをすることもなく30年活動を続けることができ、さらに今も新たな扉を開けようとしているのか。よく〈奇跡〉という安直な言葉で片付けられるストーリーだが、そうではない。バンドというものへの絶対的な信頼があったがゆえに手にすることができた、たったひとつの〈真実〉なのだ。発売中のPHY Vol.14に掲載されているメンバーそれぞれのインタビューから、ここでは今井寿のインタビュー冒頭部分のみを公開。




振替公演が残ってますが、そろそろ幕張に向けてのリハが始まりますね。

「うん。今は幕張のライヴのアレンジをしてるところ。3曲ほどね」

お! けっこういろんなことをやろうと考えてますか?

「最近やってない、変わった感じの曲を入れようとしつつ、それを今までとは違うアレンジにしてみたりね」

そういうライヴにしようと最初から考えてたんですか?

「いや。最初にソソる感じのタイトルを付けて、そこからライヴのイメージが出てくればいいかな、って」

なるほど。〈ロクス・ソルスの獣たち〉というタイトルから生まれてくる何かに期待してた、と。

「そう。そしたらスタッフサイドからもアイディアがいろいろ出てきたから、きっとこれは面白くなるな、と」

特に意味づけとか、タイトルに込めたものはなかった、と。

「ないない。ただ、ツアーでもなく……まあ振替公演は入っちゃったけど、本来、5月の2日間に突然行われるライヴだから、それに見合うものというか、特別な、面白い感じにはしたかったかな」

じゃあ〈ロクス・ソルス〉ってタイトルに深い意味があるわけではなく?

「ソソるな、と思っただけ。意味は特にないよ。あの本は、20代の頃にハードカバーで出てたんだけど、面白そうだなと思って、六本木のWAVEで買ったんだよ」

六本木WAVE! 懐かしい。

「あのシリーズが何冊かあったんだけど、〈ロクス・ソルス〉という響きにソソられて買ったの」

平凡社に知り合いがいるんですけど「お前BUCK-TICKって知ってる?」って連絡がきましたからね。

「ひゃはははは、マジで!」

めったに動かない海外文学に突然オーダーがバンバン入り始めたんで、何が起こった?と騒ぎになったそうです(笑)。

「その話聞いた(笑)。面白えなあ」

僕も「ロクス・ソルス」は大学の頃に読もうとしましたけど、すぐ挫折しました。何言ってんのか理解不能で。

「なんかストーリーがあるわけでもないし、別に面白いってことでもないしね。読んでも読んでもよくわからない。でもイメージがどんどん溢れ出てくるというか、想像を飛び越えてくるんだよね。だから別に最初から読まなくてもいいと思う。パッと開いて、そこに書いてることを眺めてる感じでいいと思うんだよね」

要するに〈ロクス・ソルス〉って響きから、これ何だろう?ってイメージさせてくれることが面白い、というか。

「そうそう。その意味もわからなかったから、ライヴのタイトルにいいかなと思った時に、改めて調べてみてさ。そしたら〈人里離れた場所〉って書いてあったから、異端児的な意味にも取れそうだし、それが面白いなと思って」

BUCK-TICKってバンドや、それについてくるファンも含めた総称、みたいな。

「そう。異端児だけど、逆に我が道を行くイメージもあるし」

異端児でいるのって、周囲となかなか相容れることができないですけど、嫌じゃないですか?

「別に。いいじゃん異端で」

自分はずっとそうだなと思ったりします?

「いや、全然。何かに気付いたりすることはあるかもしれないけど、別にそんな立ち位置とかを考えたりしないでしょ。でも、そういう奴らが集まってくるのは、なかなか素敵なことだよね」

そうですね。だから今は〈ロクス・ソルス〉という言葉から感じたそのイメージを、曲に投影していると。

「そう。2日間あるからね。違うメニューでやりたいし、これまでにやれてないことをやりたいから」

インタビューの続きは、発売中の『PHY Vol.14』に掲載!


文=金光裕史
写真=平野タカシ


音楽と人2019年6月号増刊 『PHY vol.14』
発売中

表紙&巻頭特集 BUCK-TICK

sukekiyo、DEZERT、ミヤ (MUCC) × 吉田トオル、NOCTURNAL BLOODLUST、佐藤ケンケン (Plastic Tree) 、キズ

HMVで購入→https://www.hmv.co.jp/product/detail/9814601
タワーレコードで購入→https://bit.ly/2Ix7sRX
アマゾンで購入→https://amzn.to/2ZqJjSf


BUCK-TICK

【NEW RELEASE】
SINGLE 「獣たちの夜 / RONDO」
2019.05.22 Release
完全生産限定盤A 2,480円(税別)
完全生産限定盤B 1,980円(税別)
通常盤 1,200円(税別)

【LIVE】
ロクス・ソルスの獣たち
2019.05.25 OPEN 17:00 / START 18:00
2019.05.26 OPEN 16:00 / START 17:00
幕張メッセ 国際展示場9・10・11ホール
全席指定 9,500円(税込)

【HP】
http://buck-tick.com/

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