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THE YELLOW MONKEYの本編がスタート。衝撃の新曲と終えたばかりのツアーを語る

メンバーがまだ終わりたくないと思っちゃったんで、「やれるとこないか」と言ったら、あそこがあったっていう



そう、〈ネコニャンパリ〉のパリは、パーティーのことなんですね。すぐわかりませんでした。


吉井「パーティー、うん。パーティーピーポー」


そのあとの歌詞の〈ロケンローパリ〉で、あ~そういうことかと。あと、〈何万回 生まれかわり〉というのは、たとえば『100万回生きたねこ』(絵本)からですか?


吉井「そうか。それもありますね」


ヒーセ「そもそも、ネコって生まれ変わるものだからね。9 livesと言われてるぐらいで」


エマ「エアロスミスにあるね。『ナイン・ライヴス』というアルバムが」


吉井「最新のライヴでは〈ニャン万回〉と唄いましたからね(笑)。〈ニャン万回生まれ変わり まニャンだものは〉って(笑)」


アニー「もうネコになりかけてる(笑)」


ただ、〈争いは やめときな〉は戦争が絶えない世の中へのメッセージとも解釈できますし、このバンドらしいエロチックな描写もありますよね。お子さん向けにはちょっと、な箇所も。


吉井「なんでですか? ネコの曲じゃないですか!」


エマ「でも、いろんな猫の種類が出てくるところで、最後が〈泥棒〉というのが吉井和哉節ですよね(笑)」


ヒーセ「その前の〈まねき〉っていうのもね(笑)」


いやあ、度肝を抜かれました。この曲には。


吉井「よかったです! 本編が始まりました! よろしくお願いします!」


まさかこういう曲で本編が始まるとは予想してなかったです(笑)。で、このあとにはセルフアンコールツアーが行われることが決まっていますね。


吉井「そうですね。ほんとにメンバーがまだ終わりたくない、もっとやりたいと思っちゃったんで、『やれるとこないか』と言ったら、あそこがあったっていう。最初から決まってただろうって疑ってる人もいるけど」


ヒーセ「最初から決まってたら、あんなデコボコ(の規模)でやらないよ(笑)。アリーナ、ホール、大型ライヴハウス、普通めのライヴハウス。1ツアーでわざわざこのブッキングするアーティスト、いないですよ」


吉井「うん。でも、いろんなところでやってきた我々だから、できると思うし」


エマ「それぞれセトリも変える予定だし」


あ、それぞれの日で違うんですか?


吉井「うん。BLOCK.1、2、3とFINALやって、すごく手応えあった曲もあるし。そういうのはアンコール的に、もう1回入れてもいいだろうし。要は、その空間で楽しいようなメニューでやれたらな、と。でも〈ネ申〉と付いてるんで、まあ〈CAT CITY〉のプロモーションツアーみたいなところもあると思います。そのためにはシングル盤買っていただいて、カップリングのライヴを聴いていただき(笑)」


アニー「それが予習になります(笑)」


ヒーセ「いっぱい入ってるもんね? 曲数(笑)。1枚1650円でしょ? めちゃくちゃお得なライヴアルバムみたいだよね」


わかりました。で、最後に聞いておきたいことがあるんですけど……まず去年の年末の武道館でBUCK-TICKの「スピード」のカヴァーを演奏しましたよね。


吉井「はい。しました」


それからちょっと間が空いて、先日はさっきも話に出たB’zとの対バンがあり、秋にはLUNA SEAのフェスにも出演しますよね。ここに来て、30年以上活動を続けているバンドたちと交わることが多い気がするんですけど、そのへんはどんなふうに感じます?


吉井「そうですね。まずB’zさんからは、ほんとにお誘いが来たんですよ。こちらが狙ったわけではなくて。でも実はB’zさんとも裏側ではずっとつながりがあって。スタッフが同じだったりね。まあ90年代に、ライバルだったり、時には先輩だったりで、活躍したバンド同士でもありますし。それはBUCK-TICKもそうですけどね。BUCK-TICKの場合はもう櫻井さんがお亡くなりになって。で、武道館はずっと、我々の次の日(12月29日)にやられてるじゃないですか。BUCK-TICKは変わらず活動を続けてるということで、エールの意味も込めて演奏しました。実は僕個人は、イエローモンキーを作った時にすごく参考にした部分もあったんですよ。デヴィッド・ボウイが好きだし、それをBUCK-TICKさんはこういうふうにやるんだな、じゃあうちはこうやろうかな、みたいな。別の意味でお手本にしてたし」


そのことは武道館の時に、ちょっと話していましたね。


吉井「うんうん。で、LUNA SEAは〈L.S.B〉というイベントに昔誘ってもらい、我々はそこがきっかけでブレイクしたわけです。まあデビューも同じような年で、個人個人付き合いもあるし。だからタイミングなんだよね、全部。〈LUNATIC FEST.〉も誘われたので。タイミングなんですよ、ほんとに」


エマ「そう、ほんとね。タイミングだね」


そうか、今日の最初のほうの話で出た、タイミング。時間ですね。


アニー「たぶん、僕らもそうだけど、先方もずっと、お互いに気にしてる存在ではあったんだと思うんですよね。だから機が熟したっていうことなのかな、と思うんですよね」


吉井「そう。さすが大卒! それを言いたかった、俺も」


アニー「(笑)時間の話がありましたけど、時間がすべて包み込んでくれた、みたいな感じが今ちょっとしてますよね。お互い、同じようなタイミングで今は来てるのかなと思って。不思議ですよね、こういうのも」


エマ「おかげで、井の中の蛙にならずに済むっていうところはあります。自分たちの世界だけで終わらずに、そういういろんな交流があったり、それぞれのバンドのファンの方たちが観てくれたりするしね。〈スピード〉やったらSNSでみんなが反応してくれたり。外とのつながりじゃないけど、この歳になってバンドがそういうふうになれるって、すごいなと思っていて。ほんと、ライヴハウスで対バンやってた頃と似たようなね……それのスケールの大きい感じでやれるのが、すごくいいなと思って。だから勉強になるよね。一緒にやると。もちろんSUPER BEAVERもそうだし(註:4月にSUPER BEAVERの企画ライヴにも出演)。そちらは世代が違うから、それはそれで新鮮だし。楽しいですね」


ヒーセさんはどうです?


ヒーセ「そうですね。今日は終始、時間とかタイミングとか、そういうキーワードが出てきましたけど、まさにみんなが言ってる通りだと思います。それは、このタイミングで誘われたということがあったからだしね。そうやって呼んでいただいて、で、呼ばれた僕らも絶対に楽しい共演になるのがわかっててステージ上がるわけだし。ありがたいな、と思います」


はい。それも、それぞれのバンドが続いているからですよね。戦い続けてきたから。


ヒーセ「うん、それはそうですね。それはすごく大きいと思います。はい」


わかりました……ありがとうございました。いや、今日はなかなか内容があるインタビューになりました。


4人「わはははははは!」


吉井「『今日は』って!(笑)。失礼な! お帰りください! シッシッ! シッシッ!」


エマ「その言い方(笑)」


アニー「それ、ネコ!」


吉井「……よろしくお願いします(笑)」



文=青木優



NEW SINGLE
「CAT CITY」
2025.07.09 RELEASE

配信ジャケット

「CAT CITY」pre-add/pre-save (Apple Music/Spotify/Amazon Music)

■通常盤
  1. CAT CITY
  2. CAT CITY(Anime Size)
  3. CAT CITY(Instrumental)


■初回生産限定盤

  1. CAT CITY
    【LIVE TRACKS】( TOUR 2024/25〜Sparkleの惑星X〜より)
  2. SHINE ON -福岡サンパレスホテル&ホール- (2025.2.14)
  3. 罠 -広島文化学園HBGホール- (2024.11.7)
  4. ホテルニュートリノ -神奈川県民ホール 大ホール- (2024.10.15)
  5. Exhaust -やまぎん県民ホール 大ホール- (2025.4.13)
  6. ドライフルーツ -熊本城ホール メインホール- (2025.3.7)
  7. Beaver -愛知県芸術劇場 大ホール- (2025.4.22)
  8. Kozu -けんしん郡山文化センター 大ホール- (2025.2.11)
  9. ソナタの暗闇 -札幌文化芸術劇場hitaru- (2024.12.1)
  10. ラプソディ -フェスティバルホール- (2025.3.17)
  11. Make Over -倉敷市民会館- (2025.2.23)
  12. 復活の日 -大宮ソニックシティ 大ホール- (2025.1.24)


通常盤/初回生産限定盤 購入サイト
https://tym.lnk.to/26th_Sg


■BELIEVER.盤(FC盤)

●BELIEVER.盤-BLOCK.1 Edition- ※ファンクラブ限定商品(20,000枚限定)

  1. CAT CITY
    【LIVE TRACKS】(TOUR 2024/25〜Sparkleの惑星X〜<BLOCK.1>より)
  2. 薔薇娼婦麗奈 -神奈川県民ホール 大ホール- (2024.10.15)
  3. FINE FINE FINE -川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1ホール- (2024.12.13)
  4. A HENな飴玉 -札幌文化芸術劇場hitaru- (2024.12.1)
  5. ROCK STAR -仙台サンプラザホール- (202411.21)
  6. 遥かな世界 -名古屋国際会議場 センチュリーホール- (2024.11.1)
  7. 赤裸々GO!GO!GO! -広島文化学園HBGホール- (2024.11.7)
  8. 街の灯 -福岡サンパレスホテル&ホール- (2024.11.15)
  9. 悲しきASIAN BOY -愛媛県県民文化会館 メインホール- (2024.10.20)
  10. MERRY X’MAS -日本武道館- (2024.12.28)


●BELIEVER.盤-BLOCK.2 Edition- ※ファンクラブ限定商品(20,000枚限定)

  1. CAT CITY
    【LIVE TRACKS】(TOUR 2024/25〜Sparkleの惑星X〜<BLOCK.2>より)
  2. See-Saw Girl -東京ガーデンシアター- (2025.2.7)
  3. 嘆くなり我が夜のFantasy -福岡サンパレスホテル&ホール- (2025.2.14)
  4. イエ・イエ・コスメティック・ラヴ -名古屋国際会議場 センチュリーホール- (2025.1.8)
  5. ヴィーナスの花 -けんしん郡山文化センター 大ホール- (2025.2.11)
  6. サイケデリック・ブルー -仙台サンプラザホール- (2025.1.19)
  7. 争いの街 -大宮ソニックシティ 大ホール- (2025.1.24)
  8. 熱帯夜 -倉敷市民会館- (2025.2.23)
  9. Love Communication  -大阪城ホール- (2025.1.15)


●BELIEVER.盤-BLOCK.3 Edition- ※ファンクラブ限定商品(20,000枚限定)

  1. CAT CITY
    【LIVE TRACKS】(TOUR 2024/25〜Sparkleの惑星X〜<BLOCK.3>より)
  2. Sweet & Sweet -仙台サンプラザホール- (2025.3.20)
  3. I Love You Baby -福岡サンパレスホテル&ホール- (2025.4.4)
  4. ピリオドの雨 -NHKホール- (2025.4.30)
  5. Love Sauce -フェスティバルホール- (2025.3.17)
  6. 月の歌 -レクザムホール 大ホール(香川県県民ホール)- (2025.3.27)
  7. 太陽が燃えている -レクザムホール 大ホール(香川県県民ホール)- (2025.3.27)
  8. Father -愛知県芸術劇場 大ホール- (2025.4.22)
  9. 空の青と本当の気持ち -やまぎん県民ホール 大ホール- (2025.4.13
  10. 追憶のマーメイド -オーバード・ホール 大ホール- (2025.3.14)


ファンクラブ限定『BELIEVER.盤』 購入サイト
THE YELLOW MONKEY OFFICIAL STORE



■セルフアンコール公演〈Sparkleの惑星X -ネ申-〉開催決定!

7月28日(月)大阪・Zepp Osaka Bayside
8月8日(金)福岡・福岡サンパレスホテル&ホール
8月25日(月)愛知・ボトムライン
9月3日(水)千葉・LaLa arena TOKYO-BAY


ツアー特設サイト
THE YELLOW MONKEY オフィシャルサイト

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