• HOME
  • RANKING
  • NEWS
  • INTERVIEW
  • COLUMN
  • QLAP!
  • MAGAZINES
  • BOOKS
  • ABOUT
  • HOME
  • RANKING
  • NEWS
  • INTERVIEW
  • COLUMN
  • QLAP!
  • MAGAZINES
  • BOOKS
  • ABOUT
INTERVIEW
  • #Nothing’s Carved In Stone
  • #最新号

Nothing’s Carved In Stone、来年の武道館ワンマンへ向けて走り出したバンドの現在を聞いた

つねにあるのは、関わる人が誇りを持てるようなバンド、ギタリストでありたい、という気持ち



どうしてナッシングスだとそういうスタンスになるんだと思います?


「どうしてかな……やっぱりバンドによってメンバーが違うからじゃないですね」


メンバー次第で違う自分が出てくるとか?


「最初にこの4人で合わせたのが〈Isolation〉なんですけど、あの時〈これはすごいバンドになる〉と思ったんですよ。ただ、あの時はどんなバンドになるのかはわかってなかった気がする。だから……そこからライヴを重ねていくうちに、今言ったようなバンドになろうって思ったのかな」


つまりメンバーとの関係性によるものだと。


「そうかもしれない。例えば、俺って吉川晃司さんのサポートもやってるじゃないですか。吉川さんの時も、俺はバンドのつもりでやってるんですね。で、その時の俺はたぶんエルレともナッシングスとも全然違うんじゃないかな」


吉川さんの横にいる時のウブくんはギターキッズって感じ。


「あぁ、なるほどね。たぶんあそこで一番年下っていうのもあるだろうし、吉川さんとかエマさん(菊地英昭/THE YELLOW MONKEY、brainchild’s)みたいな人たちに触発されて自然とそうなってるのかもしれない」


ナッシングスのステージに立ってる時が一番クールなんじゃないかと。


「エルレが復活してからはステージで笑うことも多くなりましたけどね。でも、ナッシングスはやっぱりステージで闘ってるイメージなんで」


相手次第でいろんな側面が引き出されるんでしょうね。


「自分では意識したことないけどそうかもしれない。やっぱりバンドって音どうこうよりも、人間関係が大事なんですよ。だいたいバンドがダメになる理由って人間関係なんで」


そうですね。


「俺も昔は経験してるけど、バンドって人間関係で揉めて終わるじゃないですか。そこはイヤっていうほどわかってるんで」


さっき「演奏で黙らせる」って言ってたけど、ナッシングスの4人はそういうヒリヒリした関係に見えます。


「ヒリヒリした感じ、あります?」


和気藹々とはしてない(笑)。


「はははは」


だから実際はどういう人間関係なのかな?ってステージを観ながら考えることは多くて。エルレでは笑いながらジャンプしてギター弾いてるウブくんが、ナッシングスだとすごいシリアスだし、弱さを見せないイメージがあって。


「弱さを見せないというか、ヒリヒリしてるのは単純にプレイに集中してるのもあるかな。あと、つねに思ってるのは、関わる人が誇りを持てるようなバンド、ギタリストでありたい、っていう気持ち」


誇り?


「これだけ長くバンドをやってると、バンドの周りにいろんな人がいてくれるじゃないですか。スタッフが増えたり、後輩がたくさんできたり、もちろんファンもそうだけど、そういう人たちがこのバンドに関わってくれることとか好きでいてくれることに誇りを持ってほしいというか。自慢できるようなバンドでいたくて」


それって他のバンドもそうだと思うけど。


「そうですか? でも、なんとなくだけど、俺の場合、その気持ちを人一倍強く思ってる気がしますよ」


なんでですかね?


「なんでだろう……? バンドって誰かのためにやってるわけじゃなくて、自分のためじゃないですか。でも、それが同時に人のためにもなってることが嬉しいというか。自分のために頑張ってることが、結果的に誰かのためになる。しかも俺らのバンドに関わってくれた人とか観に来てくれた人が、誇りに思ってくれる。それが一番嬉しいというか」


メンバー同士もお互いのことを誇りに思える関係でありたい、ってことですかね?


「うん、もちろん」


そういう思いでやってるバンドだから、あんなにヒリヒリするステージになってしまうと。


「そこまでヒリヒリやってる意識はないんだけど(笑)。もともとナッシングスは音で繋がった仲間っていうのもあるかもしれないですね」


今はそれを実感してる最中ですね。


「そうですね。今までもメンバーとは月イチぐらいでスタジオには入ってて、新曲も1、2曲あるんだけど、ここからさらにどんな曲ができるのか楽しみで」


4人の空気は相変らず?


「めちゃめちゃいい感じだと思いますけど……っていうか、普通だな(笑)」


普通って(笑)。


「それが普通ってことです。リハ入る前にみんなでどうでもいい話をしてからリハやって。けっこう全員で喋ってることが多いかな。だから、ステージの俺らしか知らない人は、どんなバンドなのか想像できないのかな」


そこまで神秘的ではないと思う。なんたってヴォーカルがやってるユニット名が〈とまとくらぶ〉だから(笑)。


「あははは。そうですよね」


今から武道館が楽しみです。


「俺も楽しみですよ。今度の武道館もそうだけど、新しいチャレンジをどんどんしていくつもりなんで。そうじゃないとバンドやってても面白くないから。過去を超えていきますよ」



文=樋口靖幸
撮影=西槇太一



〈Nothing’s Carved In Stone 15th Anniversary Tour 〜Hand In Hand〜〉

10月27日(金)札幌PENNY LANE 24
OPEN 17:45 / START 18:30
w/ w.o.d.

10月29日(日)仙台Rensa
OPEN 17:15 / START 18:00
w/ NOISEMAKER

11月5日(日)岡山CRAZYMAMA KINGDOM ※Sold Out
OPEN 17:15 / START 18:00
w/ coldrain

11月6日(月)福岡UNITEDLAB
OPEN 18:00 / START 19:00
w/ My Hair is Bad

11月19日(日)Zepp DiverCity(TOKYO) ※Sold Out
OPEN 17:00 / START 18:00
w/ MAN WITH A MISSION


〈Nothing’s Carved In Stone 15th Anniversary Live at BUDOKAN〉

2024年2月24日(土)日本武道館
OPEN 16:30 / START 17:30

・ツアーWEB先行受付中(先着)
9月21日(木)12:00〜11月20日(月)23:59
受付URL:https://eplus.jp/ncis-hp/
※お一人様4枚まで申し込み可能。

▼15th Anniversary Live at BUDOKAN特設サイト
https://www.ncis.jp/15th/

特設サイトでは当日演奏される楽曲の投票を受付中!
後期投票期間:10/31(火)23:59まで
結果発表:11月某日→ライヴ当日発表


Nothing's Carved In Stone オフィシャルサイト

1 2
SHARE
RECOMMEND
RECOMMEND

加藤ひさし(THE COLLECTORS)自伝『イギリスカブレ』重版記念、トークライヴ開催!

#THE COLLECTORS

【連載】言の葉クローバー/兼丸(the shes gone)が『コーダ あいのうた』のセリフから受け取ったもの

#the shes gone , #言の葉クローバー

ヤバT、初の単行本。大好評だったサコッシュとのセットが志摩スペイン村でのライヴで復刻販売!

#ヤバイTシャツ屋さん

WEST.主演映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』。瑠東東一郎監督が語る7人の魅力と撮影秘話

#WEST. , #映画
CURRENT ISSUE

lynch.結成20周年の節目に語るVo.葉月の歩み。何者でもなかった青年がlynch.のフロントマンになるまで

#lynch.
LOAD MORE

© 株式会社音楽と人

FOLLOW US
タグ一覧
ライヴレポート / 最新号 / WEBオリジナル / アーカイヴ / 編集部通信 / BUCK-TICK / 怒髪天 / 映画 / 小室ぺいの自由研究 / DEZERT / 言の葉クローバー / NITRODAY / PHY / 僕たちプロ野球大好きミュージシャンです! / 音楽と人LIVE / GRAPEVINE / THE COLLECTORS / 9mm Parabellum Bullet / MUCC / 中田裕二 / a flood of circle / noodles / フジファブリック / go!go!vanillas / the pillows / THE BACK HORN / SixTONES / 銀杏BOYZ / Mrs. GREEN APPLE / The Birthday / BRAHMAN / 後輩ノススメ! / ヤバイTシャツ屋さん / ENDRECHERI / UNISON SQUARE GARDEN / SUPER BEAVER / ストレイテナー / KinKi Kids / 吉井和哉 / 2019年プレイバック&MY BEST MUSIC / 忘れらんねえよ / The Songbardsの描写探訪 / The Songbards / 山崎まさよし / THE YELLOW MONKEY / aiko / ポルノグラフィティ / メリー / 社歌を作ろう! / THE NOVEMBERS