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INTERVIEW
  • #My Hair is Bad
  • #ストレイテナー
  • #最新号

ホリエアツシと椎木知仁。表現者としてタイプの異なる2人が互いに惹かれ合うわけ

text by 樋口靖幸

12月2日にニューアルバム『Applause』をリリースしたストレイテナーと、12月23日に配信とCDで2タイトルのシングルをリリースしたMy Hair is Bad。互いのファンなら周知のとおり、両バンドのフロントマンのホリエアツシと椎木知仁は、サシで宅呑みするような親しい間柄。表現者としては対照的なように見える2人が、お互いの曲や歌詞のことをどう思っているのか知りたく、シラフで対談を敢行。お酒がないぶんちょっと余所行きな感じではありますが、2人の相思相愛っぷりが伝わる内容にはなったかと。いつか2人と宅呑みしてー。



(これは『音楽と人』1月号に掲載された記事です)



同じタイミングにリリースがあるってことで、こういう場を設けさせてもらいました。


ホリエ「嬉しいです」


椎木「もちろん僕もです。ありがとうございます」


すでにこういう機会は以前あったと思うんですけど。


ホリエ「一回僕が不定期連載としてやってる対談企画で、椎木とバニラズの牧くん(牧達弥/go!go!vanillas)に出てもらったことがありますね。あと、トリビュートの時も(註:ストレイテナーのトリビュートアルバム『PAUSE〜STRAIGHTENER Tribute Album〜』にMy Hair is Badが参加)、マイヘアにはお世話になりました」


椎木「とんでもないです、こちらこそ」


2人が呑みに行く仲だというのは存じております。


ホリエ「ただね、椎木はあんまり喋らない(笑)」


椎木「あはは、そうですね。自分では喋ってるつもりなんですけど、そうでもないみたいで」


もともと椎木くんにとってストレイテナーはどういう存在で?


椎木「中学生の頃からもちろん知ってたし、画面の中の人っていうか、CDの中の人っていう感じですね。だからフェスの楽屋で初めてホリエさんを見かけた時、〈あ、ホリエさんいる!〉みたいな感じになってたら、周りの人たちが紹介してくれて。〈ヤバい、どうしよう〉って思いながらお話したのが最初なんですけど、すごく優しくしてもらった思い出があります」


普段から歳上の先輩みたいな人と仲良くなる機会はあるんですか?


椎木「はい、先輩と呑みに行ったりすることは多いです」


ホリエ「いろんな先輩が椎木を可愛がりたくてしょうがないと思う(笑)」


そういえば以前ホリエくんのインスタで、ホリエくんと椎木くんと依与吏くん(清水依与吏/back number)の3人で呑んだあと?みたいな写真を見たことがありますけど。

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ホリエ「entのMVに椎木が出演してくれたあとに、椎木と2人で呑んだんですけど、次の日に依与吏と呑む予定だったんで、依与吏とちゃんと話したとことないって言うから『一緒に来る?』って誘って」


椎木「呼んでもらいました。依与吏さんは会う前から僕らのことを気に入ってくれてて、Mステで依与吏さんが僕らの曲を紹介してくれたり、すごく良くしてくれてたんです。で、呼ばれて行ったんですけど、そこでなぜか大説教がスタートして」


依与吏くんが先輩風を思いっきり吹かせてきたと。


椎木「はい(笑)。俺は俺で説教されることが不服で、微妙な空気になってたんですけど、そこをホリエさんが2人の間をずっととりもってくれて」


あはははは!


ホリエ「あれは酷かったですね(笑)」


椎木「はい、でも懐かしいです」


でもホリエくんは先輩風を吹かすタイプではないですよね。


ホリエ「先輩だろうが後輩だろうがリスペクトする人にはするし、いじったりもするんで。そもそもどっちかというとツッコミだし」


そういえばホリエくんがいじられてるのって見たことない。


ホリエ「メンバーからはたまにいじられますけど、あとはゴッチ(後藤正文/ASIAN KUNG-FU GENERATION)とか、細美くん(細美武士/ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES)はいじってきますね。『オシャレしてないとこいつは死んじゃうから』みたいな(笑)」


(笑)それだけホリエくんって話しやすい先輩だと思うんだけど、それでも椎木くんはあんまり話さない?


ホリエ「僕は椎木に興味があるからいろいろ聞きたいんですけど、かなり酔うまであまり喋らなくて。酔ったら酔ったでグダグダな話しかしないし(笑)」


椎木「ホリエさんと呑んでて2、3回目の時に『自分のこと話さないよな』って言われたことがあって。それからはなるべく話そうと思ってるんですけど」


それまで自覚はなかったと。


椎木「全然なかったです。でもそう言われて〈そうかも〉ってその時思いました。いろんな人に対してそうなのかなって」


マイヘアの曲のイメージからすると、頼んでもないのに自分のこと喋りそうなんだけど。


ホリエ「そうですよね。だから僕、椎木の第一印象は〈怖い〉でしたから。ミュージックビデオを見て〈怖いヤツが出てきたな〉って。言葉の赤裸々な感じとか、映像だと見た目もシャープな印象で。あと、〈戦争を知らない大人たち〉って曲で彼らのことを知ったんですけど、〈なんだこのタイトルは!?〉と思って、そこから興味持って」


それだけインパクトがあったと。


ホリエ「その世代の他のバンドとはちょっと違うのかなって。あと、ミリオンロックフェスで初めてマイヘアのライヴを観たんですけど、その時のパフォーマンスにもかなり強めの衝撃を受けて、自分の中に風が吹いたというか」


椎木「僕も最初はホリエさんのことは怖い人っていうか、冷たい人なのかなって思ってて。インタビューもそうだし映像もそうだけど、すごい尖ってる感じがあって。でも初めて会った時からすごく優しくて、そのギャップでさらに好きになって。だからウチのバンド内ではホリエさんのこと〈仏〉って呼んでます。『ホリエさん、マジ仏だったな』みたいな(笑)」


仏のホリエ(笑)。


椎木「こういう人がモテるんだなって思いました。あと、人たらしっていうか」


ホリエ「結果的に悪く言ってる(笑)」


椎木「いやいや(笑)。魅力ある人ってことなんですけど」

このバンドはこうあるべき、みたいなものを広げながらやってきた(ホリエ)どんどん自由になってて。そこはもう昔から影響を受けてる(椎木)

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