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INTERVIEW
  • #ヤバイTシャツ屋さん

ヤバTが提唱する「ゆとり世代」による「ゆとりロック」とは

リテラシーはあると思います。言ったらアカンこと、いいことと悪いことの区別はこれ言ったら傷つく人出るぞ、みたいな



アルバム全体もそうなんですけど、どちらかというと何かに対して怒っていたり抗ってるような印象があって。その中での「大人の事情」だったんで、もうちょっとネガティヴな要素があったのかと思いました。

こやま「なるほど。確かに今回のアルバムはいつもより〈物申す系〉の曲が多いなって気はしますね。別にそういうアルバムにしようと思ったわけじゃなく、何やろう……自分の中でのブーム?」

ありぼぼ「ブームって(笑)」

こやま「やっぱり20代後半になった今、〈若いうちに物申せることは申しておこう〉みたいな、そういう気持ちやったんじゃないでしょうか」

歳をとればとるほど〈これ言ったら誰かの迷惑になっちゃうかな〉とか、そういうことを考えてしまうとか?

こやま「あ、でもそれは最初から考えてたんで。言ったらアカンことというか、いいことと悪いことの区別はつけるようにはしてきたつもりで。〈これ言ったら傷つく人出るぞ〉とか」

リテラシーは最初からあったと。

こやま「リテラシーはあったと思います」

なるほど。ありぼぼさんに聞きますけど、こやまくんのご両親はどんな人なんですか?

ありぼぼ「ご両親ですか? これが……本当にいいお父さんとお母さんなんですよ!(笑)」

こやま&もりもと「あはははは!」

もりもと「めちゃくちゃ面白いんですよ。こやまさんのアウトローな面はお母さんで、クールなところはお父さんなんですよ。前にこやまさんのご両親の車に乗せてもらったことがあったんですけど、その時のお父さんとお母さんの会話がもう……」

ありぼぼ「こやまさんそのもの!(笑)」

そんな親御さんから受け継がれたリテラシーがあると。

こやま「どうなんですかねぇ。親がどうこうっていうよりネットで炎上したくないっていうのがあるんじゃないですか?」

ありぼぼ「特にウチらってネット世代なんで。ネット使ってる時代が人生の中で一番長い世代なんですよ」

※このページは全て広告のパロディです。実際に商品を販売しているわけではありません


なるほど。ちなみに「小ボケにマジレスするボーイ&ガール」という曲は、そういう風潮に対するアンチテーゼで。

こやま「そうですね。よくツイッターで『それは〇〇だから言わないほうがいいんじゃないでしょうか?』とか『傷つく人が出てくるんじゃないでしょうか?』みたいなマジレスってあるんですけど、〈そんなん知らんわ! お前が傷ついてるわけじゃないんやから言ってくんなよ!〉って言いたくなるじゃないですか」

確かに。もりもとくんはこの曲についてどう思います?

もりもと「あの……実は僕もマジレスしがちボーイなんですよ(笑)」

こやま&ありぼぼ「はははははは!」

もりもと「やっぱり小ボケというか冗談が通じない人っているじゃないですか。だから僕、この曲はヒヤヒヤしながら聴いてます。〈これ、僕のことでもあるな〉って」

ありぼぼ「そういえば歌詞見てソワソワしてたもんな(笑)」

もりもと「こやまさんのイジりに僕が本気で怒ったりすることあるんですけど、そういうことですよね、この曲って」

なるほど。では3人に共通してることを唄ってる曲ってどれだと思います?

もりもと「やっぱり〈ゆとりロック〉かなぁ……」

これはどういう経緯で生まれたんですか?

こやま「〈ゆとりロック〉っていう言葉自体は僕らが〈氣志團万博〉に出させてもらった時、出番直前の煽りVTRでヤバイTシャツ屋さんのことを『ゆとりロック』って紹介されたんですよ。それ見て〈あ、確かにハマってるな〉と思って。それをタイトルにした曲を作ってみようと思ったのがきっかけで」

ゆとり世代の自分たちを肯定するような、ある種のメッセージソングだと思いました。

こやま「最初はダラダラ唄う曲を作ってみようと思って。じゃあタイトルは〈ゆとりロック〉でいいやと思っただけなんですけど」

確かにダラダラ唄ってるんだけど、結果的には自分たちの世代そのものを肯定するような大きな曲になってて。

こやま「そうですね。何やろう……いろいろ物申してるけど、やっぱり最後はポジティヴに終わりたいというか(笑)。最後だけちょっとポジティヴな感じになりましたね」

面白い曲じゃないとみんな離れていっちゃうような気がして。でも今は真面目な曲で締めてもそうは思われへんかって

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