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INTERVIEW
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Nikoん、9月に2ndアルバム『fragile Report』発売決定。今注目のツーピースバンドの実態に迫る

バンドに命を懸けてる人たちが生き残れる土壌をメジャーに作りたい。ロックバンドが生きやすい場所、かつ俺らも生きやすい場所を作りたい



2人が嫌なことって、たとえば何でしょう?


オオスカ「……隠す人が嫌かな。本音とか心情とか。何事もそうですね。ライヴも曲も〈お前ほんとにそんなこと思ってる?〉みたいに感じる人たちは全然好きじゃない。よくあるじゃないですか、バンドが大きくなっていくと、だんだん自分たちだけのものじゃなくなる、みたいな話。俺らはそういうものが見たいわけじゃない。そうなりたいわけでもないし」


マナミ「うん。なんかもっと、心の底から信じたい」


そこは頷けます。そのうえで、現在のレーベル〈maximum 10〉に所属を決めたこと、今後メジャーデビューが控えていることについて、どんなふうに考えているのか聞かせてください。


オオスカ「これに関しては、2人の温度がちょっと違って。たぶんぺやんぐは〈なんかすごいことになってるなー〉くらいの感覚しかないと思う」


マナミ「はい(笑)。……一緒にやるメンバーが面白がってるなら、それでいいのかな、くらいの感じ」


オオスカ「お母さんに報告した時も、『メジャーって何? それはちゃんとした会社なの?』ぐらいの反応だったらしくて(笑)」


ふふふ。では、オオスカくんの考え方は?


オオスカ「俺は、GEZANとかLOSTAGEが大好きだし、彼らはインディペンデントですごく面白いことやってるじゃないですか。でもそれを真似してももう遅いですよね。あとは、彼らのやり方ってメジャーシーンを変えるものじゃないよな、とも思う自分がいて。自分たちの居場所を自分たちで作る、それで生きていくっていうやり方に、俺はシンパシーを感じるんだけど、同時にこのままだとバンドが、ものすごく生きづらくなるなと思ってしまって。今、ロックバンドも減ってるじゃないですか」


ライヴハウスにはいるけどね、メジャーの世界には少ない。


オオスカ「うん。生身のヤバい音だけ鳴らして、誰にも媚びずにやってるロックバンド。俺らが普段いるライヴハウスにはいっぱいいるんです。で、なんでメジャーにいないんだ?って考えたら、業界がバンドはもう金にならないと思ってるからで。これが続くと今後どんどん悪化していくと思うんですよ。逆に今は、仕事しながらバンドやる人も増えてるし」


そっちが正義、ピュア、みたいな風潮は確かにありますよね。


オオスカ「うん。俺も否定はしないですけど、でもバンドに命を全部懸けてる人たちが生き残れる土壌をメジャーに作りたいなと思って。やっぱりカッコいいバンドにワクワクし続けたいじゃないですか。友達が音楽辞めていくのを見るのもしんどいし。だから、基本は俺らが気持ちよくなるための話なんだけど、でも面白い連中は他にもいっぱいいるし、みんなが生きやすい場所、かつ俺らも生きやすい場所を作りたい」


話はスムーズに決まりました?


オオスカ「揉めたわけではないです。でも、最初は、なんだかよくわからない、胡散臭いな(笑)、みたいなことはあって」


それじゃ納得しないですよね?


オオスカ「はい。俺は、全部自分たちでやるか、どこかと手を組んで資本を出してもらうか。2つにひとつだと思ってるんですよ。で、誰かを巻き込むんだとすれば、そいつがメジャーだろうがインディだろうが肩書きは関係なくて、まずは人を信用したい。とにかく目の見える距離感で、わかってもらうまでライヴをするし、わかってもらうまで全力で話をしていく。相手を実物の人間として感じたいんですよ。存在しないものに対して本気で音楽は作れないし」


レーベルスタッフ「これは余談ですけど、契約するまで、僕自身の話、根掘り葉掘り聞かれました。それこそ会社での立場とか、給料とかまで。そこまで聞いてくるアーティストって初めてで。そのぐらいまでやらんとこの人らとはスタートもできないなと思いましたね」


オオスカ「だって、関わってくれる大人を、ただのお金くれる人にはしたくないじゃないですか。お金くれて終わり、じゃなくて、そいつも現場に来るべきだし、もっと本気になってほしいし。その数を増やしたい。これはもちろんお客さんに対しても思っていることで」


先月からとんでもない行程のツアーが続いていますけど、これは大きな理想を細かく具現化していく一歩ですよね。


オオスカ「自分は何も知らないなと思ったんですよ。俺らって都内でライヴやるだけで、これだけ集中して各地の人に出会っていくことを全然やってなくて。これはスタッフと話してるうちに決まったことで。『もっといろんな人に会いたい。ライヴがしたい』って言ってたら、向こうから『わかった、じゃあこれだけ廻ろう』ってスケジュールが出てきたんですけど」


このスケジュールを見ると、スタッフの本気が伝わります。


オオスカ「めっちゃ焚き付けられましたよ。〈お前、東京でやってるだけで知った気になってんの? これだけやってみろ〉みたいな(笑)。でもやってみたら飢餓感がすごかったです。東京のバンドが九州に行く、一回だけ行くんじゃなくて現地に滞在して、その地域を隅々まで廻るってあんまりないことだし」


マナミ「うん……自分が上京する前に〈全国ツアーとか言ってるくせに鹿児島来ないんかい!〉って思ってた感覚を思い出しました」


九州編が終わった現在、このあとは関西編で13本連続。これ、下手したらバンド内が険悪になりかねないと思うんですが。


マナミ「うーん。でもそんな険悪にならない。ピリッとすることはあっても」


オオスカ「俺が昔と根本的に変わったのは、この人のこと面白いと思ってるところ。この人も俺のこと面白いと思ってくれてると思いたいですけど(笑)、お互いをより面白く導くために話し合いが存在してる。相手を否定するために話をするわけじゃないから」


オオスカくん……大人になりましたね。


オオスカ「ははは! あと、ぺやんぐだとガチの殴り合いにならないんですよ。たとえばライヴ中『おせぇ、ボケ!』とか言ってしまったとしても――」


マナミ「〈……なんか叫んでんなぁ〉みたいな感じなので(笑)」


あぁ、このズレがいい関係性になってるんですね(笑)。ここから鍛えられていった先の、8月27日のファイナル、渋谷クアトロ公演を楽しみにしています。


オオスカ「はい。ありがとうございます」


文=石井恵梨子



〈RE:place public tour 2025〉
ツアーファイナル「(no)public melodies」
2025年8月27日(水)at 東京・渋谷 CLUB QUATTRO
出演:Nikoん / No Buses


レーベル主催イベント〈maximum10 presents MAYDIE〉
8月17日(日)at 大阪・難波 Yogibo HOLY MOUNTAIN
8月23日(土)at 東京・新代田 FEVER
出演:Nikoん / POP DISASTER / sfpr / waterweed


■8月以降のツアー全日程
8月03日(日)奈良 NEVERLAND
8月04(月)大阪・心斎橋 JANUS
8月05(火)大阪・心斎橋 Pangaea
8月05(火)大阪・蒲生4丁目 NICOtt bar ※弾き語り公演
8月07(木)大阪・心斎橋 火影
8月08(金)大阪・梅田 HARD RAIN
8月10(日)大阪・堺 FANDANGO
8月12(火)京都 MUSE
8月13(水)京都 nano w/Trooper Salute ※自主企画
8月14(木)大阪・南堀江 SOCORE FACTORY
8月15(金)大阪・福島 2ndLINE
8月16(土)大阪・難波 BEARS
【大阪移住シリーズFINAL】
8月17(日)大阪・難波 Yogibo HOLY MOUNTAIN
8月23(土)東京・新代田 FEVER
8月26(火)東京・新代田 FEVER
【TOUR FINAL】
8月27(水)東京・渋谷 CLUB QUATTRO

ツアー特設サイト


NEW ALBUM
『fragile Report』
2025.09.24 RELEASE

  1. fragile report
  2. bend
  3. nai-わ
  4. 靴
  5. dried
  6. さまpake
  7. とぅ~ばっど
  8. グバマイ!!
  9. (^。^)//ハイ

TOWER RECORDSで購入する
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COMPILATION ALBUM
V.A『maximum10 compiles ourselves. MAYDIE.3』
2025.08.08 RELEASE

※HOLIDAY! RECORDS専売
  1. bend / Nikoん
  2. step by step / Nikoん
  3. elate / POP DISASTER
  4. 555 / POP DISASTER
  5. water_debris / sfpr
  6. Sinking / sfpr
  7. Refuse / waterweed
  8. Frontier / waterweed
  9. 逃避行 / 十五少女
  10. 被投降拒否 / 十五少女

予約・購入サイト


Nikoん オフィシャルサイト

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