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【編集部通信】noodles・yokoと語り合う〈韓国俳優 パク・ソジュン〉

text by 平林道子

『音楽と人』の編集部員がリレー形式で、自由に発信していくコーナー。エッセイ、コラム、オモシロ企画など、編集部スタッフが日々感じたもの、見たものなどを、それぞれの視点でお届けしていきます。今回の担当であるアラフォー編集者とnoodles・yokoさんが語り合う韓国ドラマコラム第5弾。今回のテーマは、『梨泰院クラス』で日本での人気も高まっている俳優〈パク・ソジュン〉についてです!



最近はどんなドラマを観ましたか?


「ようやく『未生-ミセン-』(2014年作。2016年に『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』として日本でリメイクされた)を観たよ!」


おっ、どうでした?


「いいドラマだよねえ。上司とのやりとりとか、主人公をはじめとした登場人物たちが、いわゆるオフィス、ビジネスの世界で闘っている姿をみて、生まれて初めて、会社勤めも面白そう!って思った(笑)」


あはははは。韓国社会の構造であったり、同期のつながりや上司と部下との関係だったり、いろんな人間模様が描かれてるすごくいいドラマですよね。でもまあ、オ次長(イ・ソンミン扮する主人公の上司)みたいな、頼り甲斐もあって部下思いの上司なんて、ほぼいませんよ。


「そうなの!? やめてよ、そういうこと言うの(笑)」


あはははは。このドラマに、私の最近のお気に入り、カン・ハヌルくんも出てますね。


「チャン・グレ(イム・シワン扮する主人公)の同期役だよね。最近は何か観た?」


『保健教師アン・ウニョン』を観ましたね。チョン・ユミさんと、yokoさんと私のお気に入りナム・ジュヒョクが主演で。これはNetflixオリジナル作品で、全6話と短めですね。


「そうなんだ! それ今度観よう」


かなりCGが使われているファンタジー系の作品なんですけど、映像も含め独特の世界観があって、ポップだけど少しグロいシーンもあるから、好き嫌いが分かれるかも。でもぜひ観てほしいです。で、今回は、ついに地上波CMも放映されるようになった、我らがパク・ソジュンについて語り合えたらと。こないだ電車に乗ってたら、近くにいる女子高生2人が、パク・ソジュンがカッコいいみたいな会話をしていて。『梨泰院クラス』の人気もあって、日本でもかなり認知が高まってますよね。


「人気が出る要素が十二分にあるからね。たぶん主役級の役をやったのは『魔女の恋愛』(2014年)が最初だよね」


そうですね。このドラマでパク・ソジュンを知った感じですか?


「ううん。最初に存在を知ったのは『花郎』(2016年)かな。ヒラバヤシちゃんは?」


私は『キルミー・ヒールミー』(2015年)ですね。そのあと『キルミー〜』のヒロインと、その双子の兄役だったパクソジュンによるラヴコメがあると知って『彼女はキレイだった』(2015年作)を観て。そこで、〈パク・ソジュンいいなぁ〜〉と思い始めて『花郎』を観る、みたいな。


「私と逆だね。『花郎』観て、そこから遡って『彼女はキレイだった』、『魔女の恋愛』を観て。そこで〈パク・ソジュンかっこいい!〉ってなり、そのあと『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』の放送が日本でも始まったんだよね」


私がパク・ソジュンに完全に堕ちたのは、『サム、マイウェイ』でした。


「すごくいいドラマだったよね」


うん。20代後半の男女4人を中心とした物語なんだけど、ストーリーもすごく良かった。


「これは一番のはまり役というか、パク・ソジュンの良さが出てる役柄であり作品だよね」


それに比べて、『キム秘書はいったい、なぜ?』は……。


「あれはもったいない! でも今Netflixとかでこの作品人気あるんでしょ?」


ですね。『梨泰院クラス』でパク・ソジュンを知った人が、『キム秘書〜』を観てるんだと思います。


「まあ、ひとつ前の出演作だしね。『キム秘書〜』の役柄の設定は、むしろ私の好きなタイプなんだけど、でもなんで惹かれないんだろう?って考えたのね。まあ、これは個人的見解なんだけど、脚本がイマイチというか、やっぱり過程を追っていくうちに、そのドラマにはまっていくっていうのもあるじゃない。でもそれが足りなすぎたと思うのね」


前にyokoさん言ってましたよね、「ラブコメは過程が大事だ」って。そういう意味では、『キム秘書〜』は、その過程の描かれ方がイマイチだったし、一応、過去のトラウマとか伏線もあるんだけど、それがわかりづらいところはありましたよね。


「そうそう。絵的には、かっこいいパク・ソジュンではあるんだけど、次の回を早く見たい!って楽しみにする感じがない、みたいな(笑)。韓国ドラマの恋愛ものって、お互いが惹かれあってく過程が、丁寧に描かれてるからいいなって思うんだけど、『キム秘書〜』は、なんかいきなり〈好き!〉みたいになってるし、なんか過程とかストーリー展開が急すぎて、ついていけないんだよね」


本当にそう。で、その過程における演技が、すごく自然に役のキャラと相まって感じることができる役者さんだなぁと思うんですよね、パク・ソジュンって。でも『キム秘書〜』は、その過程の描かれ方がイマイチだから、役柄のキャラだけが前に出てしまってるところもあって。だからスーツをビシッと着こなしててカッコいいし、コミカルなやりとりも面白いんだけど、彼の良さがあまり感じられなかったところもあるのかも。


「そうかもしれない! だからパク・ソジュンぽくなかったなと感じるというかね。だから本当にもったいないんだよね、全然パク・ソジュンの魅力が活かされてなくて。まあ、あくまでも私たちの中のパク・ソジュン、っていう基準ではあるけど(笑)」


もちろん演技ではあるけど、過程を表現してる姿から人柄が見えてくる気がするというか。そういう部分に私たちはものすごく惹かれてるのかもしれませんね。


「そうだね。でも世の中の多くの人は『キム秘書〜』のこと面白いと思ってるし、このパク・ソジュンがカッコいいって思ってるみたいだから、私たちが変なんでしょうね?(笑)」


ですかねえ(笑)。でもここまで彼が、日本でも人気が出るとは思わなかったな。正統派のイケメンではないじゃないですか。


「そうね。でもなんか本当に人間的魅力に溢れてる感じがあるよね。あと笑顔ね」

パク・ソジュンがより広まるきっかけとなった、ドラマ『梨泰院クラス』


もう最高! 私的には、背が高くて、切れ長の目っていう、理想のタイプにドンピシャだったりするんですけど(笑)、演技と笑顔以外で、好きな部分って何かあります?


「そうだねえ……韓国人が言う〈オッパ〉ってあるじゃない」


「オッパ」は、直訳するとお兄さんだけど、恋人であったり、親しい年上男性に対する呼称ですよね。


「それこそ恋人ではない、友達でもない、韓国独自の〈オッパ〉っていう存在は、自分の絶対的な味方というか。そういうのって日本の文化にはないと思うのね」


そうですね。親戚同士とか隣近所とかコミュニティのつながりが強力ですよね、韓国は。日本は、どんどん核家族、個と個のコミュニケーションになっていってるけど。


「そう。誰よりも私を尊重してくれる、幼なじみのお兄ちゃんみたいな、そういう〈オッパ〉感が、一番似合うなって思うの。そこが私の中のパク・ソジュンの一番の魅力なのかな。信頼感があって頼り甲斐があるような存在、というか」


私もパク・ソジュンみたいな、絶対的味方のお兄ちゃんがいてほしい!(笑)。でも「私の〈オッパ〉感」っていうのは、すごくわかる。まあ、これまで演じてきた役柄からのイメージっていうのもあるとは思うんですけど。


「あとアーティストや俳優仲間とか友達が多いのもいいなって思う。インスタとか見てても、仕事ももちろんだけど、友達のことも大事にしてるのが見えてきて素敵だなって」


それこそ、友達である俳優のチェ・ウシクとの繋がりもあってか、『パラサイト』にカメオ出演して、逆に彼の最新主演映画の『ディヴァイン・フューリー/使者』に、チェ・ウシクがカメオで出てるみたいなこともあったり。


「そういう繋がり、関係性からも彼の人柄が伝わってくるよね。たぶん素の状態もすごくカッコいいというか、自分を作ったりせず等身大で生きてる人って感じがするな。ほんと『梨泰院クラス』の次にどんな作品に出るか楽しみだし、この先作品を重ねていって、どんな俳優になるのかも楽しみだよね」


ですね。あれは見ました? 『1泊2日』(韓国を代表するリアルバラエティ番組)の『花郎』特集でゲストに出た回。


「見た見た! あれは、もうパク・ソジュンのための回だったよね」


そうそう。ゲームやミッションをクリアできない、もうことごとくついてないパク・ソジュンがいて。そこでの表情とか本当に最高でしたよね!


「スター然としてない、あのナチュラルさは本当にいいよね。リアルバラエティって、より人間力が滲み出てくると思うんだけど、そこでも魅力的だったし、『ユン食堂2』(海外で韓国食堂をオープンさせ、俳優陣がスタッフとして働く様子を伝える韓国のリアルバラエティ番組)での姿も良かったな。でも韓国のバラエティって面白いよね」


『ユン食堂2』と同じプロデューサーが手掛けてる『三食ごはん』シリーズも面白いですし、次回は、韓国バラエティについて語りましょうか。


「いいね! 次回もまたよろしくね」


文=平林道子

地上波でも観ることができるパク・ソジュンが出ているCMの餃子がこちら

yoko Live Schedule

弾き語りライヴ(無観客配信)
<in My Case ~音楽のある土曜日~>

11月21日 (土) @下北沢Laguna
with:すずきゆきこ(BUGY CRAXONE)

start 20:00
ticket ¥1,500 (tax in)
配信視聴チケット購入ページhttps://twitcasting.tv/c:laguna_shimokita/shopcart/34194

※視聴期間:配信日より1週間
※チケットをご購入頂いた方は、視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。
※開催日と開催日以降はコンビニ決済とペイジー決済を利用して購入することができなくなります。クレジットカード、ネット銀行、Amazon Payにてご購入ください。

info. Laguna 03-6903-4185 / laguna@daisybar.jp


noodles オフィシャルサイト http://noodles.velvet.jp/

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