社歌とは、労働意欲や愛社精神の向上をねらいとして、会社の理念やイメージをもとに作られた曲である―― アーティストに弊社・音楽と人の社歌を自由に作ってもらう連載コラム「社歌を作ろう!」。今回は『音楽と人』とも長い付き合いの中田裕二が登場します。
今から10年ぐらい前の本誌コラムで「社歌を作ろう!」という企画があり、昨年めでたく(?)WEBコラムとして復活! 第1弾のメリーのガラ&結生に続き、第2弾の中田裕二の社歌を公開します。
誌面にて彼が行っている、"へん"集長とともに東京の夜の街を彷徨うコラム『東京ネオントリップ』。その7月号の取材中、編集長が「暇な時に音楽と人社の社歌をお願いできないかな」と依頼したところ、なんと2日後に弾き語りのデモ音源が到着。もはや〈愛すべき編集長に贈る歌〉という感じに仕上がっていますが、バンド時代から『音楽と人』と関わりのある中田裕二らしい、(編集長への)愛と皮肉を込めた弾き語り曲に仕上がりました。
そこから話が膨らみ、中田裕二のアーティスト写真などを撮影するフォトグラファーの笹原清明氏がミュージックビデオも撮影することに。夕暮れ前の河川敷で撮影された哀愁ある映像と、中田裕二からのコメントをお届けします!
中田裕二 コメント
もはや芸風と言っても良い独特な世界に包まれている音楽雑誌、音楽と人ですが、この雑誌を抜きにして私の音楽人生も語れません。
そしてそれを率いるへん集長こと、金光裕史の異様なブラックホールのような存在は、この日本屈指の音楽カルチャー誌を語る上で欠かせません。
という訳で長年の付き合い(飲み会)を重ねて彼、そして彼をはじめとするゆかいな精鋭たちを観察してきた結果この曲は生まれました。
屈折してはいますが、その愛情深さと視点から引き出される沢山のミュージシャンの本音や葛藤がこの雑誌を彩り、その独自性において他の追随を許さないのは周知のことでしょう。
そんな音楽と人へ、
私なりに敬意を表して曲を送らせていただきます。
これからもよろしくお願いします。
早く表紙にしなさい。
中田裕二
このミュージックビデオを一緒に作ってくれた笹原清明氏に心より御礼申し上げます。
撮影・笹原清明
へん集・中田裕二
NEW ALBUM『PORTAS』
2020.11.18 RELEASE
〈CD: DISC 1〉
01 プネウマ
02 BACK TO MYSELF
03 ゼロ
04 おさな心
05 あげくの果て
06 夢の街
07 Predawn
08 DAY BY DAY
09 ふさわしい言葉
10 君が為に(album version)
〈CD: DISC 2〉
“中田裕二の謡うロマン街道” at 高崎 少林山達磨寺大講堂, 2018年9月15日
*DISC 2収録内容はCDのみ。配信の予定はございません。
01 ロータス
02 夏の終りのハーモニー
03 はじまりはいつも雨
04 薄紅
05 正体
06 ウナ・セラ・ディ東京
07 結詞
08 おてもやん
09 シルエット・ロマンス
10 ただひとつの太陽
11 Deeper
12 虹の階段
13 白日
音楽と人12月号にて中田裕二のインタビューを掲載! 『東京ネオントリップ』も好評連載中!
中田裕二 オフィシャルサイト http://yujinakada.com/