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INTERVIEW
  • #LAMP IN TERREN

LAMP IN TERREN、覚悟を決めたニューアルバムが発売。大屋、中原、川口の3人にインタビュー

恥ずかしいから普段は言わないけど、大がいないから言うと、アイツの声と曲から離れられないんですよ。惹かれてるんで


 

それは松本くんの歌と声に対して絶対の信頼と、彼の強さも弱さもダメさも、よく理解して受け入れてるからできることで。

 

中原「まあべつに大が多少遅刻しても、しょうがねえなって……しょうがなくないんですけど(笑)。迷惑をこうむるのが僕たちだけだったら、フォローできるところはフォローするよって」

川口「音楽をするうえでいかにアイツを自由にさせてやれるかっていう。向こうがこっちに気を遣いだしたらダメなんですよ。たとえばステージ上で3人の誰かが落ち込んでたり、大にそういう余計な心配をさせたらダメ。バンドなんですけど主役は大だから。大をどうやって一番いい方向に持って行かせるか。そういうことをたぶん無意識で考えてると思います」

中原「もう気にせずやってくれっていうのはあるよね。そのための土台は俺たちが支えるからっていう」

 

松本くんはメンバーに恵まれてるな。

 

大屋「そうなんですよ(小声)。と言いつつ、俺らは引っ張っていくのはけっこう苦手なタイプなんで(笑)」

川口「そうそう。だからいつでも大が〈よし、行くぞ!〉ってなってくれないとダメなんですよ。そう言わせるためにっていう感じ(笑)。アイツ自身引っ張られるタイプではないし」

大屋「うん。俺がこっちに引っ張っていこうとしたら絶対反対に行こうとするもん」

中原「絶対に綱引きになっちゃうよね(笑)」

 

正直、〈もうこんなヴォーカルとは付き合いきれねえよ!〉って思うこととかないんですか?

 

中原「そこは10年以上の付き合いがありますからね」

大屋「恥ずかしいから普段は言わないけど、大がいないから言うと、アイツの声と曲から離れられないんですよ。惹かれてるんで」

中原「そう、単純に大好きだからね」

大屋「一番いいと思える曲を書いてくれるし、唄ってくれるから、多少のことがあっても大丈夫です。俺、アイツと小学校からの付き合いなんですけど、一緒に大きくなっていったから、最初コンプレックスみたいな、大喜みたいに俺も目立ちたいみたいな気持ちがあったんですよ。世界的に有名なギタリストってバンドと同じくらい、もしくはそれ以上に有名、みたいなのもあるじゃないですか。そういうのに憧れる中で、嫌でも俺の役割はそうじゃないって気付かされて、俺は大の歌を一番カッコよく聴かせるギターになろうと思って。今回は全員が自分たちの役割を受け入れられたから作れたアルバムでもあるし、今のバンドの空気もそういう感じなので」

 

羨ましいです、そういう関係。

 

大屋「いいこと言い過ぎ?(笑)」

中原「褒めすぎたかな」

 

じゃあ最後にこれだけは松本くんに言っておきたいってことがあれば。

 

川口「けっこう普段から言ってるんですけど、全然変わらないんですよ」

中原「俺らは困ってないけど、レッドブル飲み過ぎないでね、っていうのは言っておきたいな」

大屋「それ、俺も思う! 体調管理!」

中原「体調崩したら病院行ってねって」

大屋「僕らも26歳になって、30歳になったら(身体の不調が)一気に来るぞって周りから言われるんで。大は睡眠ちゃんと決まった時間にとらないし、まあそれはしょうがない部分があるとして、食生活の不安は――」

 

お母さんみたいだな(笑)。

 

中原「いや、だってアイツがポックリ逝ったら、俺ら突然野に放たれるんですよ!」

川口「ヴォーカルばっかりは代えが利かないから。あいつが元気に唄ってくれないと困るから」

 

照れ隠しにしか聞こえないです(笑)。

 

一同「ははははは」

 

 

文=竹内陽香
写真=浜野カズシ

 


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LAMP IN TERREN
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